レポート
 
「平成26年度ひろしま日本語教室ボランティア研修会」レポート
 
 
 広島市内の日本語教室は、ボランティアグループにより運営されており、
日本語学習支援の場にとどまらず、外国人市民と地域住民との交流の場と
なっています。日本語教室活動の支援の一環として、現在活動をしている
ボランティアのスキルアップ、また関心のある市民が活動を始めるきっか
けとなることを目的に全3回講座の研修会を開催しました。

 
 
共 催 ひろしま日本語教室、広島市、公益財団法人広島平和文化センター
公益財団法人ひろしま国際センター
参加者 156名(延べ)
会 場 広島国際会議場3階研修室
 
 
        
 
 
 
   ■第1回 
日 時 平成26年(2014年)10月25日(土) 14:00~16:00 
参加者 56名(学習者12名を含む)
内 容 「わたしとにほんご」~実際に日本語を学んでいる人の声をきいてみませんか?~
講 師 犬飼 康弘さん
 (公財)ひろしま国際センター 日本語常勤講師
 
 
実際にひろしま日本語教室で学習している外国人市民12名が参加し、
教室についてどう思っているのか、本音を聞けるワークショップを行っていただきました。またよりよい教室活動にするために自分にできることは何かについて、グループを変えながら話合い、参加者全員がお互いの考えや意見を交換することができました。
 
 
    ■第2回
日 時 平成26年(2014年)11月8日(土) 14:00~16:00 
参加者 46名
内 容 「日本語学習支援の実践」~課題解決に向けて~
講 師 藤井 慶子さん
 福山YMCA国際ビジネス専門学校日本語科専任講師
 
 
 
教室活動の中で、すぐに使えるテクニック等の紹介を交えながら実践的なワークショップを行っていただきました。ワークショップでは、参加者はグループに分かれて、実際に日本語文法の「て形」を教えるためにはどうすればよいか、アイデアを出し合い実践し、教える側と学習する側の両方の立場を体験する機会となりました。
 
 
 
   ■第3回
日 時 平成26年(2014年)11月22日(土) 14:00~16:00 
参加者 54名
内 容 「地域の日本語教室を充実させる工夫」
            ~指導者における教師の視点と学習者の視点~
講 師 迫田 久美子さん
 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所
 日本語教育研究・情報センター センター長
 
 
 
日本語学習について様々な視点から参加者とともに考えてみることから始まり、次に韓国語の体験授業を通して、参加者全員が学習者となり外国語学習を体験しました。最後に5名の日本語教師のインタビュー映像も紹介していただき、盛りだくさんの内容で日本語を教える側と学ぶ側の難しさと面白さを学ぶことができました。
 
 
 
公益財団法人 広島平和文化センター国際交流・協力課
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